『目』 100cm×190cm 2013年製作 2015年発表
「目」の甲骨文を使った作です。
大きな目玉を一つギョロッと。 とても奇妙な作品です。
Black ON Black による作品。
黒い紙に黒い墨で。こんなこと、こんな大きな作品でをやっている人は他にいないかもしれない。
色のついた紙を扱うことは少し難しい。
素材が何でも良いというわけにはいかないから。
どんな作品でも、これから書こうとするものが自分の中でどういう位置づけで、どういう印象なのかを深く探らなければ、作品として消化することはできない。
素材をキャンバスに消化しきってこそ作品だと思うのだ。
ただ書いたところで文字以外の何者でもない。
この作品は2015年個展での発表。 何人のも人がのぞき込むように見ていた。
写真は光の反射を使っているからよく見えるけれど、実際はほぼ真っ黒。
のぞき込んでみた先には、
あなたをのぞくもう一つの 「目」