書家 小野﨑啓太

泰山刻石~臨書~

2018.3.6

泰山刻石~臨書~

臨書・泰山刻石

この頃になると前回の石鼓文などよりずっと抵抗感の少ない、すっとしたものになると思う。始皇七刻石はほとんど原石は失われ、伝承や模刻、過去の拓本が伝わるのみである。現存する瑯琊台刻石・泰山刻石も風化が甚だしい。

元の印象を追う臨書も良いし、風化の様をある程度文字の中に表現してみても良いと思う。

筆:松島2号
墨:興雲
硯:端渓麻仔坑


二玄社・中国法書選より

これまでの篆書の臨書