奥平将太氏作 書き印「心と心」 2017年独立書展出品作 「第21回國井誠海賞」
書家の奥平将太氏が、この度「第21回國井誠海賞」を受賞された。
書家の故・國井誠海が興したこの賞は、書道界の中でも破格の賞として知られている。
誰もが出せるいわゆる公募展において贈られる賞とは異なり、活動と実績が認められた若手書家に贈られ、
これまでも錚々たるメンバーが受賞している。
その年に若干名しか受賞できないこの賞を受賞した奥平氏32歳。
いま、私がもっとも注目する書家、と考えたら、一人、二人、くらいはいる気がしますが、
こちら奥平氏はどうしても注目したい一人。
同級生であり、同期の同大学卒業、同じ独立書人団という箱で活躍し、同じ年齢から出品を重ねるライバルでもあります。
このような男がいればこそ、書の世界は明るい。
仲間のこの様な活躍は本当に嬉しく、心から祝いたい。
これからもずっと切磋琢磨出来る仲間である。
おめでとう。