書家 小野﨑啓太

内閣府 世界青年の船

2018.3.30

内閣府 世界青年の船

内閣府 世界青年の船での書道パフォーマンスの様子

内閣府主催、青年国際交流事業の企画として毎年行われている「世界青年の船」
18-30歳までの多様な国籍を持つ若者が、多くの国を訪れながら一つの船の上で一ヶ月以上を過ごすという国際交流事業です。

今年参加されたMさん、
「日本の文化を伝えたい!書道パフォーマンスを企画したい!」ということで、少しですが協力をさせていただきました。
もちろん僕は船に乗ることはできませんので、遠くから見守った形ですが、成功のご報告を受けとても嬉しく思います。
日本の文化が、これからどんどん世界に広がれば良いと思います。

「日本の文化」と言うと、あたかも日本独自の文化、というように思われがちですが、古来より日本は海を越え渡ってきた文化の中に、自分たちの文化の礎となるものを見出してきました。
決して「日本独自」ということはないのです。

多くの文化が行き交う中で、常に新しいものを取り入れ、その和の中での洗練を求めたことに日本の文化の良さがあります。

若く希望を持った彼らが、多くの国際交流を通して日本の文化を発展させ、担っていくことに強い期待感を持ちます。

内閣府HP
http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/bosyu-new.html

以下は参加したMさんの感想
『1本の筆を通して自分たちの経験や日本の文化を共有・表現できたこと、逆に気づかされたこと、様々な出会いや感動のきっかけが生まれたこと、が多々あり、それらを事実として何か船に残せたような気持ちがして、嬉しかったです。同時に、「国際交流」とい言っても、このようなちょっとしたきっかけをもとに大親友になったり、大きい変化が起こったりしたりすることも実感しました。
小さく見えるチャンスをいかに捉えるかで結果や見える景色も変わると教えてもらいました。』