書家 小野﨑啓太

国際平和デー 栃木県護国神社奉納揮毫

2018.9.25

国際平和デー 栃木県護国神社奉納揮毫

平成30年9月21日 栃木県護国神社にて奉納揮毫を行って参りました。

世界の平和を祈り、9.21世界平和デーに併せて護国神社にての奉納。
主催は「和・プロジェクトTAISHI」
宮本代表のお力で、全国一斉の奉納が行われたようです。

地元栃木県の護国神社にてにこのような形で奉納することができ、とても幸せです。

自分にできることの最善はなにか・・・そう考えたとき、ライブペイントを思いつきました。
ライブペイント後に、ペイントに重ねる形で書を揮毫。

あいにくの雨で作品は流れに流れてしまいましたが、
自分なりの最上の舞を奉納することができたのかなと思います。

※産経新聞

「和プロジェクトTAISHI」HP
http://www.tatsu.ne.jp/wa/

趣旨説明を兼ね、以下に9.21国際平和デー奉納揮毫「和プロジェクトTAISHI」代表宮本の挨拶を掲載させていただきます。

 

代表挨拶
この度はご参集いただき、誠に有り難うございました。本日9月21日は国 際平和デーであります。昨年に続き、今年も全国47社の護国神社で、この日 を記念して書家による奉納揮毫を開催する運びとなりました。 一年前の今日、数年以内に海外の主要都市でも、世界の恒久平和と日本の平 和思想「和の精神」を伝えるべく、揮毫を行いたいと申し上げました。お陰様 で今年8月15日には、フランスの「グランド・モスケ・ド・パリ」で、「和を もって貴しとなす」と、大勢のイスラム教徒が見守る中、揮毫を行うことがで きました。ここは第1次世界大戦で戦死した、イスラム兵士15万人を祈念し て建立されたイスラム教モスクです。

植民地時代の始まりから先の大戦に至るまで、人種差別と優生学思想が世界 を覆い、戦争による憎しみ合いが人々の意識に吹き荒れ、心はすさみました。 そうした時代において、人類が一つの家族のように仲良く暮らす八紘一宇の精 神と世界の恒久平和は、護国神社で祀られているご英霊にとっての悲願でした。 第2回目となる今年の奉納揮毫は外国人向けに英語版ホームページを作成し、 政府主導「beyond2020(ビヨンド・ニーゼロ・ニーゼロ)」の公認イベントとして認 可を受けました。そのことで地域によっては、海外の方もこの奉納揮毫に参加 されていることでしょう。ご遺族だけがお参りするお宮から、八紘一宇の精神 に基づき、世界の人々が共に平和を祈るお宮となり、その様子をご英霊にご覧 いただくことが出来たなら、これ以上のことはないのではないでしょうか。 また、我が国が抱える人口減少と過疎化問題は深刻です。元来、日本ではイ ベントやプロジェクトは「祭り」あるいは「政(まつりごと)」と呼ばれ、必ず その中心には神社仏閣がありました。中でも護国神社は戦争で散華されたご英 霊が祀られています。当時の悲しい時代背景があったとはいえ、その想いはま さに「郷土愛」でした。そこでそのご神徳を地方活性化の精神的な柱と位置づ け、このたびの「9.21 世界平和の祈り」では世界の恒久平和と共に、地域やふ るさとの活性化もお祈りいただけますよう、心よりお願い申し上げます。 平成30年9月21日 和プロジェクト TAISHI 代表 宮本辰彦