書家 小野﨑啓太

隕石とインポテンツ

2018.2.11

隕石とインポテンツ

「隕石とインポテンツ」
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%95%E7%9F%B3%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84

制作組との写真。

写真は2015年時です。

隕石とインポテンツ は、2013年 佐々木想監督による映画。

2013年のカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門ノミネート映画です。

同部門には世界132カ国から、3500点を越える応募があり、うち9点がノミネート。もちろん日本代表でした。

自分を、書の世界からまた別の異世界に運んでくれた記念作でもありました。

 

当時のブログ記事↓↓↓↓

https://ameblo.jp/kei1031art/entry-11527004868.html

〇ンポテンツだなんて、
200枚も書いたんですよ。 当時、下手で、今も下手ですが、
下手な中から、書き続ける中で自分で模索していくしかなかった。
今もそうでしょう。

「隕石とインポテンツ」という作品自体が気に入っていた。 もちろん書いた当初は、カンヌに行くなんて思いもしない。自分が行くことになるなんて夢にも思わない。

ただ、この作品に、心から題字を提供したいとは願った。 何かが自分を突き動かしていた。
自分にしかこのタイトルは書けないとも思っていた。 (自信とかじゃなく)

すみません。お恥ずかしながら、200枚書いていながら「インポテンツ」の意味すら良く分かっていなかった。 映画は何回も見ていたから、隕石はわかっていた。笑 なんか変わったおもしろい映画だなぁと思っていた。でも意味は知らなかったんです。ごめんね監督。

とにかくこのおかげ、人とのご縁のおかげでフランスの地を訪れた。

本当に美しい海だった。

カンヌの本会場で観たいくつかの映画は、別格だった。 映画への感覚が変わった。
世界への感覚も変わった。

 

カンヌ映画祭公式HP
http://www.festival-cannes.com/en/films/inseki-to-impotence

機会があったら、皆さんにもぜひご覧頂きたい映画です。

2013年当時より、いま上映された方が心に響くかもしれない映画です。