書家 小野﨑啓太

植松京子さん

2018.10.30

植松京子さん

十月が終わろうとしている。秋が終わる。
残暑の強かった九月、台風が多い年でしたね。
ポカポカと小春日和の日もあれば、
それでも朝夕はこれからの冬の厳しさを感じます
月日の本当に早いこと。

先月、芸術家の植松京子さんの個展にお伺いしました。

何気なく寄った会場、作品の気迫に心がうなりました。

その時購入した、植松 京子さんの作品。

今年は色々な場面で自分の立ち位置が変わることが多く、それと共に環境や価値観も変わった。そのような中で、ふと、都内で空いた時間に「行ってみよう」と思った植松さんの個展。小柄でスリムな植松さんからは想像もつかないほどのエネルギー。作品から勇気と力をもらった。これを買おうと思った。 赤は、勇気と情熱の色。中心にあった青が、自分の内面に迫った。 何が描いてあるのか、僕にはわからない。でもわかる必要もない。情熱と、心があればよい。

芸術は、これほど人に うれしい という気持ちを与えるのですね。
自分も芸術を為すものとして、恥ずかしながら芸術を与える魅力、受け取る魅力を強く意識してはこなかった。勉強になった。
限りない魅力が芸術にはあるのだと感じた。

自分も、できることを、できるだけやっていこうと思う。
作品名は『素直にある』だそうです。