イギリスの探検家、オーレル・スタインが敦煌より持ち帰った木簡です。
だから現在も大英図書館蔵。
1901年にスウェン・ヘディン、オーレル・スタインらによって木簡は発見されるわけですが、当時中国国内は清末の混乱期にあり、当の中国は発掘等になんの関与もしていないのです。
ですから探検家により壁画等もそのまま切り抜いて持ち帰りされてしまったり、現在では考えられないことが多々ありました。
『木簡ってどんなもの?』
https://onozakikeita.com/blog/mokkan/
しかし、持ち帰ってくれたからこそ残った・・・ という側面もあります。 清末からその後何度かある革命によって壊されたりなくたったものは数知れず。 いま多くの歴史的な中国文化財は台湾、欧州にあります。
それでも中国という地には、まだまだ見るべき場所があります。
ひとつお勧めするとしたら、この敦煌かなと思います。
まだ自分は訪れたことがありません。
雲崗石窟や龍門なども素晴らしい場所ですね。
ぜひ。