タイトルを制作させていただきました
映画「サトウくん」が公開になります。
https://onozakikeita.com/eigasatoukun/
監督からのご指示。
「子供のような字を。」
びっくりしました。
確かにそうですよね。
カッコイイ!すごい!インパクト! だけがタイトルじゃない。
主人公となる「サトウくん」はまだ子供。
強くもかっこよくもない(?)のです。
「子供の字・・・・・・」
と思って研究しました。 どうしたら、子供の字のように書けるのか。
ちょうどブログでも展開中ですが、子供の字ほど、良い(素敵・魅力)字はないと思っています。
子供の字のどういう要素から、そう感じるのか。 この時は真剣に懸命に考えました。
本当に子供が書いた字をタイトルにした方が良いのではないか、とも。
して、実際に子供さんに書いてもらって、「勉強!」しました。
「子供」と言いっても、もう小3くらいの子になると立派に大人の字を書き始めます。
狙うは小1くらいのお子さん。
ご協力してくれた子達、ありがとう。
「サトウくん」という題材を書かせられることに1年生ながら首をかしげつつ。
子供文字、なんども練習していく中でなんとなく掴めてきました。
まず、線の丸さ。柔らかさ。 おとなの、きちっとした、固い線とは違います。
バランスの不安定さ。特に、文字の横書くが右肩下がりになりがちなこと。
たしかに、子供の体の大きさで、机の前に座って筆を持てば、
とてもとても大きな筆と紙。
紙の奥まで腕は容易には届かないのですよね。
そんなわけで、 丸さ・バランス・右肩さがり。
子供文字、難しいけどたくさんチャレンジしました。300枚!笑
うーん、どれが良いか分からない。 という。笑
でも子供であるだけではいけません。
やはりタイトル。どこかで、大人らしいところも見せなければ締まりが悪い。
「サトウ」よりも「くん」を大きく書くことで、サトウくんの小ささを表現しました。
是非ご覧くださいね!
「サトウくん」公式HP
http://kmnsato.webcrow.jp/