４月３日　日光山輪王寺で書道パフォーマンスを行いました。
こう見えてもパフォーマンスなるものをしたことはまだ数回。
多くの高校で今や慣例のようになっているJK書道部員によるきらびやか、色とりどり、本当に華やかな「書道パフォーマンス」です。音楽とともに若い高校生たちがかけ声を掛け合って華麗に書上げる。読みやすい言葉で、工夫した配置、配色、時に絵などを入れ趣向を凝らし、書いた作品はその場で高々と掲げられる。こんなイメージはすでに定着したものとなったことでしょう。ここ１０年ほどで書道のイメージもずいぶん変わったものだと、おっさん風を吹かせてもみますが、それでもそういった若く凜とした姿勢の中に行われるパフォーマンスには自然と目を奪われ、感興をそそられるものです。
私のそれは、屋外制作とも言える、いつもの作品制作となんら変わりのないものです。それでも輪王寺という環境から、多くの参拝者が参道に足を止めてくれ、私の制作を見ていってくれたことは、幸甚の至りです。
幼い頃から親しみのあった日光の社寺、輪王寺という世界遺産でこのような催しをさせていただけたこと、本当にありがたいことです。
制作した「和」「令和」は、輪王寺境内にて五月初旬より展示予定です。

今回の企画を快くお受け下さった輪王寺様、企画の和プロジェクトTAISHI様に重ねて御礼申し上げます。