書家 小野﨑啓太

2018.2.7

回

「回」 甲骨文 https://onozakikeita.com/gallery/%e5%9b%9e/

「金文」と言うべきかもしれない。

「甲骨文」と「金文」は時代的に近いため形の重なるものも多い。

これが金文であるか甲骨文であるかはさておき、

ちょっと面白い作品だなと思ってもらえれば幸い。笑

マット色も作品の一部として考え、マットも自分で制作した。

古代文字ではあっても、これを飾ったら一気にモダンな場所になると思う。

「回」は、ぐるっと一筆。
回転から形ができている。

一筆、つまり一画で書ける素材ではあるが、そこに「序破急」の美を盛り込むことで、
同じ線質は一つもない。

「回」という古代文字を使った作品は自分のコンセプトとしてこれまでにいくつか発表している。これからも書き続けてみたい素材だ。

この「回」を使って挑戦したい作品案がまだまだある。

 

皆さんにも是非「古代文字」の作品にチャレンジしてほしい^^