毎日書道展出品作 「川」 90cm×120cm
「川」字を書くのではなく、
「川」をえがく。
絵として描くのではなく、
書としてえがく。
風信帖第三通(忽恵帖)に川の字がある。
これを想起して書いたわけだけれど、どうしても足りない。
形に囚われてはうまくいかない。
それはいつも陥りがちなことだ。
においを真似て、べつのにおいをまとう。
そこまでして作品なのだと思う。
水の流れを感じてほしかった。
遠い山からゆったりと流れ、
いずれ岩礁に打ち付ける波になる。
それが日本の川だとおもう。
ブログがご無沙汰してしまいました。
申し訳ございません。
少しずつ更新して参ります。
小野﨑啓太